【開発Tips】AndroidStudioでのGit管理
どうもこんにちは、InomaCreateです。
いつもAndroidアプリを作る時、「SourceTree」というクライアントアプリを使ってGit管理していましたが、
Android Studio内でGit管理する方法がわかりましたので紹介します。
※使用するAndroidStudioバージョンについて
使用しているAndroidStudioは、
おそらく他のVersionでも基本的な使い方は同じだと思いますが、念の為。
目次
1. AndroidStudioでローカルリポジトリを作成する
試しに、AndroidStudioでtest用のプロジェクトを作成し、Git管理していきます。
AndroidStudioの上部メニュー[VCS]→[Enable Version Control Integration..]を選択します。
※VCSとは、Version Control System(バージョン管理システム)の略です。
以下の画面が表示されたら、Gitを選択し、OKをクリックします。
これで、自分のローカルPC上にGitでバージョン管理するための環境(ローカルリポジトリ)が作成されました。
2.git管理するファイルを選択し、ベースファイルをコミット
次に現在のソースコードをコミットしてみましょう。
AndroidStudioの左端のタブで、Commitを選択します。
Unversioned Filesにバージョン管理されていないファイル群が表示されますので、バージョン管理するファイルを選択します。
今回はすべてファイルを選択しコミットします。
なお、厳密にバージョン管理したくないファイルなどがある場合はファイルを選択し右クリック→Add to gitignoreを選択することで対象外ファイルに追加可能です。
コミットコメントを記載し、Commitボタンをクリックします。
以下、確認画面が出ます。問題なければCommitクリックします。
3.ソースを変更しコミットする
次にソースを変更しその変更内容をローカルリポジトリにコミットしてみましょう。
以下のように適当にソース変更します。
Commitタブを開くと、変更したソースのリストが表示されます。
ここで、変更したリストのソースをダブルクリックします。
すると、変更前と変更後のソース差分が確認できます。コミット前に自分が意図した変更かどうかを確認するとよいでしょう。
変更内容が問題なければ、変更したファイルにチェックを入れて、コミットコメントを記載し、Commitボタンを押しましょう。
以下、確認画面が出ます。問題なければCommitクリックします。
4.変更履歴の確認方法
AndroidStudioの一番下のほうに、Gitタブがありますので、Gitタブを開きます。
ここでコミットした履歴等が確認できます。
5.リモートリポジトリへのPush方法(例:GitHub)
今までは、ローカルリポジトリでの作業でした。今度はリモートリポジトリにプッシュしてみましょう。
5-1.事前準備 GitHubのToken取得
まずは、AndroidStudioからGitHubへログインするためのTokenを取得します。
GitHubにサインインし、アカウントメニューのSettingを開きます。
次に、左側のメニューのDeveloper setttingsを開きます
Personal access tokensを開き、Generate new tokenを開きます。
Select scopesを以下のように設定し、Generate tokensをクリックします。
作成したTokenを控えておきます。
5-2.AndroidStudioからPushする
AndroidStudioのGitタブからmasterを右クリックし、Push…をクリックします。
URLにリモートリポジトリのURLを入力します。(※事前にGitHub上でリポジトリを作成しておいてください)
以下画面になりますので、Use Tokenをクリックし、先程GitHub上で作成したTokenを設定します。
これで、リモートリポジトリへのPushが完了です。
6.最後に
これで、わざわざSourceTreeを起動せずに、AndroidStudioだけでGit管理できるのでかなり便利です。
AndroidStudio使ってる方ぜひGit管理してみてください。
それでは!!
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