言葉と本気で向き合うことの大切さ 小説「舟を編む」
こんにちは、koheiです。
最近、読書にはまってます。一時期ビジネス書ばかりを読んでいましたが、少し疲れてきたので、気楽に読めるエッセイや小説を読んでます。
先日、「三浦しをん」さんの小説「舟を編む」を読みました。
「舟を編む」との出会い
本屋にいくと、色んなおすすめ本が沢山並んでますよね。
色々とおすすめを紹介してくれるのは大変ありがたいのですが、その数があまりに多すぎて、しかもどれも面白そうなので、何を買っていいか分からくなり、結局何も買わずに帰ることが多々あります。
その日も、1時間ぐらい悩んだ挙句、帰ろうとした時、文庫本コーナーの1冊の本が目に入りました。
本の帯には、「不器用な人々の思いが胸を打つ本屋大賞受賞作!」、題名は「舟を編む」。
本屋大賞なら間違いないだろうという安心感と不器用な人々というキーワードが自分の為に書いてくれているような気がして、衝動買いしました。今思えば、この本は、僕の人生に影響を与えてくれた本なので、これは運命の出会いだったのかもしれません。
言葉の大切さに気づく
物語は、出版社に務める主人公が辞書「大渡海」を完成させるべく、周りの同僚達と協力し、辞書作りに奮闘する姿が描かれています。
その中でも主人公や登場人物の心の成長や感情の変化が丁寧に描かれ、とにかく物語に引き込まれました。
雑な感想ですが、この本を読んで、「言葉って大切なんやなー」って素直に思いました。
自分の感情や考えを相手に伝える時、やっぱり言葉が必要です。
昔から国語には苦手意識があり、さらに言葉の大切さなんてあまり意識したことがなかったため、大人になった今、自分の感情や心の声を言葉として表現できないことがよくあります。
「うーん、こういう感情って何って言うんだっけ・・・」
「おぉー言いたいことがあるけど、言葉が出てこない・・」みたいなもどかしい思いをよくします。(自分の言葉力、語彙力の無さを嘆く日々です。)
この本を読んで、もう少し言葉と真剣に向き合おうと思いました。
そして自分の心の中をストレートに言葉で表現できたらどんなに素晴らしいことだろう。
自分の心のモヤモヤを言葉でしっかり表現できたらすっごくスッキリするだろうなーと。
というか、ブログを書いている書き手として語彙力ぐらい最低限身につけなければ・・・・・
こうやって、言葉と本気で向き合うことを気づかせてくれたこの小説に感謝します。
ありがとうございました。
早速、週末「国語辞書」を買いに行きます。
おすすめな本です。読んでない方はぜひ!!
それでは!
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