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Webマーケティング 逆算型目標設定のすすめ


こんにちは、koheiです。

みなさん日々ホームページを運営していて目標をどう設定していいかわからない?という方が多いのではないでしょうか?私も最近までGoogleアナリティクスの数値を眺めるだけで満足していました。。
そこで、今日はWebマーケティングにおける目標設定の方法をご紹介します。

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KGIとKPI

ホームページの最終目標は、企業向けであれば、「ホームページからのお問い合わせを増やしたい!」、個人ブログであれば、「アフィリエイトで月xx円稼ぐ!」など様々です。この達成したい最終目標(ゴール)のことをKGI(Key Goal Indicator)といいます。
まずは、このKGIをきちんと設定することが重要です。
次に、お問い合わせを増やすためには、1ヶ月◯◯PV必要など、その最終目標を達成するためにクリアしたい通過点目標を設定します。これをKPI(Key Performance Indicator)といいます。
この2つの目標KGIとKPIを設定することが重要になります。

KGI(Key Goal Indicator)
達成すべき最終目標(ゴール)のこと

KPI(Key Performance Indicator)
最終目標(ゴール)にたどりつくまでにクリアしたい、通過点(プロセス)に設けられた目標のこと

逆算型目標設定

KGIは最終目標(ゴール)ですので、すんなり目標を設定できると思います。
そこで今回は、逆算型目標設定を用いたKPI(通過点目標)の設定方法を解説します。

具体例を示しながら説明します。

例:Aコンサルティング事務所の目標設定


例えば、Aコンサルティング事務所は、「1ヶ月のサイトからの受注数を2倍にする!」ことをKGIに設定しました。

KGI:「1ヶ月のサイトからの受注数を2倍にする!」

現状の1ヶ月受注数を5件とした場合、2倍だと受注数10件となります。
ホームページの集客から受注の流れに沿って通過点で必要なKPI(通過点目標)を逆算して設定していきます。

■お問い合わせ数の逆算
お問い合わせしたユーザーが実際に契約する確率(受注率)を20%と仮定すると、受注数10件に対して、お問い合わせ数は50件/月必要になります。

受注数10件/月 ÷ 受注率20% = お問い合わせ数50件/月

■訪問者数の逆算
サイトへ訪問者したユーザーが実際にお問い合わせする確率(コンバージョン率)を1%と仮定すると、お問い合わせ50件に対して、訪問者の数は5000セッション必要になります。

お問い合わせ数50件/月 ÷ コンバージョン率1% = 5000セッション/月

集客から受注までの流れに沿った逆算型目標設定の例

以上纏めると、Aコンサルティング事務所は、KGIを達成するためには、サイトに月5,000セッションの訪問者を呼び込み、月50件のお問い合わせが必要になります。
このように、KPI(通過目標)が定まったので、現状の数値と比較し、現状訪問者の数が5,000セッションに満たないのであれば、集客を強化するためSEO対策を実施したり、現状コンバージョン率が低いのであれば動線設計を行うなど具体的な施策に落とし込むことができるのです。

上記の例のように、通過点目標KPIが設定できたら、現状の数値と比較しながら、「現状の課題は何か」、「どこの数値が未達になっているか」、「どうすれば改善できるか」を分析し、対策、検証とPDCAサイクルを回していきます。

最後に

具体的な数値目標が立てば、現状のホームページの課題が明確になり、施策が打ちやすくなります。ホームページを改善したり、さらに強化したい方は、ぜひ今回紹介した目標設定法を活用してみてください。

それでは!!

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