格段にデザインが生まれ変わる レイアウトの2つの極意
こんにちは、正月の暴飲暴食で太り気味のkoheiです。
今回は、デザイン制作のレイアウトで使う2つの極意を紹介します。
これらを意識すればデザインが格段に生まれ変わること間違いなしです!
※ちなみに、今回は名刺やチラシ制作を例に説明しますがプレゼン資料やWebデザインなど、様々なデザイン作業に当てはめることができます。
1.グループ化する
デザインの要素を配置する時、適当に感覚で配置していないですか?
以下の名刺デザインの例をご覧ください。

グループ化していない例
それぞれの要素である、会社名、肩書・氏名、住所などの情報が1つの塊になっており、
情報が伝わりにくくなっています。
続いて以下の例をご覧ください。

グループ化している例
同じ意味や役割を持つ要素をグループ化し、
グループ化の方法には余白以外にもいくつかあります。
・色でグループ化
同じ役割を持つ要素を色分けすることでグループ化します。
一目でそれぞれが異なる情報だということが認識できます。

色でグループ化した例
・罫線でグループ化
同じ役割を持つ要素を罫線などで囲むことでグループ化します。
個人的には、罫線を多用しすぎると、無駄なデザイン要素が増え、少し煩雑なイメージになると思っています。
従って、基本は余白や色などでグループ分けし、罫線はあまり多用しすぎないように心がけています。

罫線でグループ化した例
これらの方法を利用し、意図的に要素を配置するように心がけましょう!
・同じ意味や役割を持つ要素をグループ化する
・関連性のない情報は余白を利用し、視覚的に別のグループだと認識できるようにする
2.強弱(コントラスト)をつける
デザインに面白みがない、何か物足りないと感じたことはありませんか?
そんなときは、デザイン要素の強弱(コントラスト)が足りないかもしれません。
デザイン要素の役割に応じて、強弱をつけることで魅力的なデザインへと生まれ変わります。
以下のチラシの例をご覧ください。

強弱が弱い例
キックをしている少年のイメージがアイキャッチ的な要素となり、半分より下はテコンドーの魅力、練習日などの詳細情報というレイアウトになっています。
全体としては、まとまっているように見えますが、何かインパクトが弱い印象です。
続いて以下の例をご覧ください。

強弱が強い例
キックしている少年や「強くなりたい」というキャッチフレーズを大胆に大きく配置し、他の要素との強弱(コントラスト)をつけています。
これにより、テコンドーの躍動感、スピード感が強調されたインパクトのあるデザインとなりました。
大切なのは、それぞれグループ化した要素に対して、
ここで注意してもらいたいのが、中途半端に強弱をつけてしまうことです。制作者の意図なのか、ミスなのかはっきりしない強弱は見る人に違和感を与えます。
強弱(コントラスト)をつけるのは、画像と文章の対比だけではありません。
・大きい文字、小さい文字との対比

文字の大小で強弱をつけた例
・色の対比

色で強弱をつけた例
これらの要素で強弱(コントラスト)をつけてデザインにリズムを加えましょう。
・強調したい要素を明確にする
・強調したい要素は大きく、そうでない要素は小さく配置する
・中途半端な強弱ではなく、はっきり分かる強弱をつける
3.最後に
以上、レイアウトの2つの極意をご紹介しました。
今回紹介したことは、普段、みなさんが感覚的にやっていることだと思います。
感覚的にやっていたことを論理的に理解することでデザイン力は格段に向上していきます。
ぜひ、今回紹介したことを意識していただけると幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
それでは!
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