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Photoshopで画像を切り抜く方法

こんにちは、koheiです。

今日はPhotoshopで画像を切り抜く方法を紹介します。
いろいろやり方はありますが、私がよくやる方法は以下の流れになります。

1.選択範囲を設定する
2.選択範囲の微調整
3.不要部分の削除もしくはマスクで隠す
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動画解説

動画による解説です。記事内容と合わせて参考にしてみてください!

  • 1.選択範囲を設定する・・・・動画:0分21秒ぐらいから
  • 2.選択範囲の微調整・・・・動画:3分04秒ぐらいから
  • 3.不要部分の削除もしくはマスクで隠す・・・・動画:6分27秒ぐらいから
  • 切り抜いた画像を書き出す方法・・・動画:8分58秒ぐらいから

1.選択範囲を設定する

まずは、切り抜きたい画像をPhotoshopで開きます。

今回は、こちらの車の画像を例に説明します。

画像を切り抜くには、まず切り抜きたい画像の選択範囲を設定する必要があります。
選択範囲を設定するツールはいくつかありますが、今回は「クイック選択ツール」を使います。
ツールパネルから「クイック選択ツール」を選択しましょう。

今回車部分を切り抜きたいので、車のボディに沿ってドラッグしていきます。

ドラッグを途中でやめて(左クリックを離す)、再び、選択範囲を追加したい場合は、shiftキーを押しながらドラッグしていきます。
すると、前回選択した部分に追加で選択範囲が指定できます。

選択範囲を消したい場合は、option(windowsは、altキー)を押しながらドラッグしていきます。
これを繰り返しながらまずは、ざっくりと切り抜きたい部分の選択範囲を指定していきましょう。

2.選択範囲の微調整

次に選択範囲の細かな調整をしていきます。
選択範囲メニューの「選択とマスク」をクリックします。

属性パネルが開くので、表示モードを「オーバーレイ」に変更します。

以下のような画面になります。
赤い部分が選択範囲外、赤くなっていない部分が選択されている範囲になります。
この画面を見ながら、選択範囲を微調整していきます。

左端のツールバーから「ブラシツール」を選択します。

ブラシを使って、きれいに選択できていない箇所をドラッグしながら微調整していきます。
ブラシが+マークのときは、選択範囲を広げるブラシになります。

option(windowsは、altキー)を押しながら、ドラッグすると選択範囲が削除できます。(赤い部分で塗りつぶされる)
このとき、ブラシマークはーマークになります。

また、ブラシの直径をキーボードの「{」、「}」キーで変更できます。
「{」キーがブラシ直径が小さくなり、「}」がブラシ直径が大きくなります。

選択範囲の微調整が終わったら、表示モードを点線にして、選択範囲を確認してみましょう。

属性パネルの出力先を「選択範囲」に設定して、OKを押します。
これで、選択範囲が確定です。

3.不要部分の削除もしくはマスクで隠す

選択範囲ができたので、画像を切り抜きます。
やり方は、不要部分を削除してしまうか、マスクで隠すかの2通りあります。

不要部分の削除

まずは、不要部分を削除してしまう方法から説明します。
選択範囲メニューから「選択範囲を反転」をクリックします。

これで、車以外の背景部分が選択されます。
レイヤーパネルのロックを解除しておきましょう。

そして、deleteキーを押すと、選択されていた部分が全て削除され画像が切り取られました。

あとは、選択範囲メニューから「選択を解除」を押して、切り抜きが完成です。

マスクで隠す

2つ目の方法は、マスクを使って背景を隠す方法です。
今、選択範囲が確定している状態(手順2が終わった状態)です。
レイヤーパネルの「マスクを追加」ボタンをクリックしましょう。

これで、選択されていた箇所以外はマスクされ画像を切り取ることができました。

マスクを使うメリットは、元の画像が残っているので、あとからマスク範囲を調整できる点です。

調整方法は、レイヤーマスクの「マスクサムネール」を選択しておき、ブラシツールで調整できます。
例えば、表示部分を増やしたい場合は、塗を「白」設定し、ブラシでドラッグします。
※マスク部分を増やしたい場合は、塗を「黒」に設定しましょう。

切り抜いた画像を書き出す方法

最後に切り抜いた画像を書き出す方法を説明しておきます。
ファイルメニューの「書き出し」→「書き出し形式」を選択します。

形式を「PNG」に設定して、すべてを書き出すを押すとOKです。
※PNG形式は、透明情報を持っているので、切り抜いた画像として保存してくれます。

最後に

以上、Photoshopで画像を切り抜く方法を紹介しました。
画像の切り抜きは、チラシ制作やポスターなどいろんなDTP制作でも使うので、覚えておくと便利です。

それでは!

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