絵が下手でもラフを描いたほうがよい3つの理由
こんにちは、koheiです。
今日はチラシでもWebデザインでも何でもよいのですが、具体的な制作前にラフを描いたほうがよい理由についてお伝えしたいと思います。
ラフとは?
ラフとはデザイン制作前に大まかなレイアウトや概要を描いた概略図です。
私もデザイン制作ではまず手書きでラフを描いています。
私のラフは、デザインの各要素(タイトルや画像など)をどのように配置するかのレイアウトをざっくり描く程度です。
なので、絵が下手な私でも簡単に描けます。
以下は、デザイン学校時代にPUKKAの特集記事を制作したときのラフです。
ちなみに、以下が完成例です。
ラフを描くことでどういったメリットがあるのでしょうか?
早速見てみましょう。
①頭の中を整理できる
前回の記事でデザイン制作前に「情報を整理する」、「デザインコンセプトを決める」ことが大切だと伝えましたが、
次は、具体的にデザインに落とし込んでいかなくてはいけません。
そこでいきなりイラレを開いて行き当たりばったりにデザインを始めても「あーでもない、こーでもない」といって出口の無い迷路に迷い込んでしまいます。
そこで、ラフを描くことで、要素のレイアウト等が明確になり、頭の中を整理していくことができます。
私は長くソフトウェア開発をやってきましたが、いきなりコーディングするのではなく、まずは作る機能の設計図を書きます。
デザインでも同じで、まずは設計図(ラフ)を描いて具体的なデザイン制作に入るようにしましょう。
②方向性のズレを早めに確認できる
次に、方向性のズレを早めに確認できるメリットがあります。
そのデザイン制作があるクライアントから依頼されたものだとしましょう。いきなり完成品を見せて、全然イメージと違ったとなると、全部はじめからやり直しになります。
まずはラフを見せてクライアントが意図している方向性と一致しているかを確認しておけば、完成したときのズレは小さくなります。
③デザイン制作の作業スピードが上がる
最後は、デザイン制作の作業スピードが上がります。
ラフが完成すれば、あとはラフの通りにデザインしていくだけ。
抜群に作業スピードが向上します。
ラフに時間をかけすぎないように
ラフは描いたほうがよいと述べてきましたが、実際にイラレなどで要素を配置してみないと全体のイメージが見えてこない状況もあると思います。
そんなときは、ある程度レイアウトを決めたら、具体的な作業に入りましょう。
ラフはあくまで概略です。ラフを描くのにこだわりすぎて時間をかけすぎないように注意しましょう。
実際にイラレなどでデザインを制作していくうちに、いいアイデアが浮かんだりすることもよくありますしね。
最後に
以上、ラフを描いたほうがいい理由についてお伝えしました。
みなさんもラフを描いてスムーズなデザイン制作を心がけましょう!
これからデザイン制作される方にとって、少しでもお役に立てる情報であれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは!
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