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共感と気づきのオンパレード 社会人大学人見知り学部卒業見込み 若林正恭

こんにちは、koheiです。

僕はどちらかといえば、内気で本当に気の合う仲間としか飲みにいかないし、普段話をするのは、家族がメインです。
そんな風なので、いろんな人の考え方、人生論などの話を聞く機会がありません。(積極的にそういう場に行っていないというのもありますが。。。)

そこで、最近は著名人のエッセイを読んで「あぁー、そういう感じ分かる分かる~!」とえらく共感したり、「へえーそういう風に考えるのも面白いなぁー」と新しい視点に気づかされたりしています。要は、筆者の世界観を身近に感じることができるエッセイ本が好きです。
つい最近読んだ本が、オードリー若林さんが書いた本「社会人大学 人見知り学部 卒業見込み」という本です。
この本、僕にとっては、共感と気づきのオンパレードでした。

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自分を変えなくてもいい

僕は色々後ろ向きなことを考えすぎる性格で、なんとかこれを改善したいと、「自分を変える系」の自己啓発本を色々読みました。
読み終わった後は、「なるほど!」と思い、自分を変えるために色々と実践するのですが、しばらくすると、いつもの僕に戻っています。

若林さんは、この本で性格とは「形状記憶合金」と表現しています。

性格とは形状記憶合金のようなもので元々の形は変わらない。
(略)
結局、今回の人生でこの形状記憶合金から下りられないんだ。と自分を変えることを諦め、自分の性質を受け入れることにした。

社会人大学人見知り学部卒業見込み「幸せになる◯◯のルール」より

僕は忙しくなったり、自分の思い通りにならないと、定期的に負の感情が現れます。
その都度「またいつものやつだよ。ちっとも成長してない。。(涙)」と泥沼のようなマイナス思考に陥りますが、この本を読んではっきりわかりました。

もう受け入れるしかないんですね。

肩の力が抜け、少し心が軽くなったような気がします。
若林さんのように、ネガティブな考えを有効活用し、モチベーションに変えていければいいな。

やることに意味なんかなくてもいい

僕は、昔からいちいちやることに「そんなのやる意味あるの?」という冷めた考えがあって、何をやるにもそれをやる意味を考えてしまう癖がありました。

この本でも若林さんがあるおじいちゃんに牡蠣がなぜ岩にへばりついているのかの意味を聞いた時に、おじいちゃんが「最初から意味なんて無いんだよ」と答えた話があります。(詳しくは、この本の「牡蠣の一生」を読んでくださいね)
その中でおじいちゃんは、この世に存在する理由には、2つの理由があると語ってます。

・一つは何かをしているから存在していいということ。
・二つ目は生まれてきたら、なんの理由も無くこの世界に存在していいということ。

社会人大学人見知り学部卒業見込み「牡蠣の一生」より

若林さんは、本の中で自分に必要だったのは、二つ目の理由をもっと感じることだったと書いています。

何かをしているのに意味がないのではなくて、意味がないからこそ”せっかく”だから楽しいことをするのだ。

社会人大学人見知り学部卒業見込み「牡蠣の一生」より

そっかぁ、僕は、まったく二つ目の理由なんて考えたこともなかったです。

理由なんていらない。
意味なんか考えずに、その瞬間を楽しむ。

いままで心の奥から楽しいって感じることが少なかった僕ですが、これを機に少しは色んなことを楽しめるようになるかな。

最後に

上記以外にもたくさんの共感と新たな気づきの連続で、とても楽しく読み進めることができました。

内気な性格の方は、間違いなく共感できると思います。面白いですよ。
それでは!

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